受講費用を抑えたくてアートメイクスクールの補助金を探しても、豊中市の制度なのか国の制度なのか、切り分けがつかず迷うことがあります。
地域情報メディア『とよなかプラス』のエリア担当ライター、よしひとです。わたしも法人向けの仕事で制度を調べる機会が多く、まず確認先を分ける癖があります。
この記事では、豊中市で確認できる支援、国の学び直し支援、雇用保険の制度を分けて、対象講座の探し方まで整理していきます。
アートメイクスクール補助金の整理から始める
アートメイクスクール補助金という言葉だけで検索すると、実在する制度なのかどうかが分かりにくいものです。
見落としやすいのが、補助金という言葉が民間スクールの案内文に使われているだけの場合があることです。国の制度、自治体の制度、雇用保険の制度は仕組みが別なので、まず種類を分けて見る必要があります。
わたしも保険の仕事で制度を説明する場面が多く、名前が似ていても対象や条件が違う制度を混同しやすいと感じています。
豊中市で探せる支援の範囲を見る
豊中市には、アートメイクスクールの受講費そのものに使える補助金は見当たりません。
ただ、市には創業を考える人向けの相談窓口や、ひとり親家庭向けの職業訓練の給付金があります。独立や転職の入口として使える制度は別にあるので、そちらを先に見るほうが近道になることがあります。
自分ならまず、受講費そのものより、独立や就業の入口として使える制度から確認するようにしています。
国の学び直し支援と混ざりやすい点
迷いやすいのが、教育訓練給付という国の制度と、豊中市の給付金を同じもののように見てしまうことです。
教育訓練給付は雇用保険に基づく国の制度で、厚生労働省が指定した講座だけが対象になります。豊中市の高等職業訓練促進給付金は、対象がひとり親家庭など条件が絞られた別制度です。名前は似ていても、運営元と対象講座の指定基準はまったく違います。
この違いを最初に押さえておくと、案内を見たときに焦らずに読めると思います。
雇用保険の制度で見ておきたいこと
雇用保険の教育訓練給付には、一般教育訓練、特定一般教育訓練、専門実践教育訓練という三つの種類があります。
- 一般教育訓練
-
受講費用の20%が上限10万円まで支給される制度で、対象講座の幅は比較的広めです
- 特定一般教育訓練
-
速やかな再就職につながる講座が対象で、受講費用の40%が支給されます
- 専門実践教育訓練
-
資格取得を伴う長期の講座が対象で、支給率が最も高く条件も細かく定められています
先に確認しておきたいのは、これらはいずれも厚生労働省が個別に指定した講座だけが対象になる点です。理美容分野でも指定講座は増えていますが、アートメイクを扱う講座がそのまま含まれているとは限りません。
対象講座かどうかは、講座名だけでなく指定番号まで確認するようにしています。
大阪で学べるアートメイクスクール3選
実際に検索してみると、大阪市内にはアートメイクを学べるスクールがいくつかあります。
ここでは受講料や場所が公式サイトで確認できたスクールを三つ紹介します。ただし紹介する三つも含めて、補助金の対象講座として指定されているわけではないので、その前提で見ていただければと思います。
- 日本アートメイクアカデミー
-
大阪市中央区南船場にある少人数制のスクールです
- BiBiアートメイクスクール
-
大阪府東大阪市にある医療アートメイクスクールです
- MEDICAL ARTMAKE SCHOOL
-
大阪市中央区心斎橋にある医療アートメイクスクールです
日本アートメイクアカデミーは、地下鉄御堂筋線心斎橋駅から徒歩3分で、毛並み眉コースは受講料50万円、来校日数は8回です。公式サイトはartmake.jpです。
BiBiアートメイクスクールは、医療アートメイク未経験者向けの基礎コースが4日間で49万5000円、駐車場も利用できます。公式サイトはbibi-clinic.jpです。
MEDICAL ARTMAKE SCHOOLは、地下鉄心斎橋駅から徒歩数分で、アイブロウアートメイクのコースが40万円からです。公式サイトはmedical-artmake.schoolです。
気になるスクールが見つかったら、説明会で料金や日程を聞くのと合わせて、指定講座かどうかも一度確認しておくと安心です。
民間講座の案内で気をつけたい点
民間スクールの案内には、補助金対象講座という表現が使われていることがあります。
正直に言うと、この表現だけでは対象講座として正式に指定されているのか、将来指定される予定なのか区別できません。案内文はあくまで宣伝の一部なので、指定講座かどうかは必ずハローワークや厚生労働省の検索システムで確認する必要があります。
案内をそのまま信じるより、自分の目で公式の一覧を確認するほうが後で焦らずに済みます。
yoshihito指定講座かどうかは案内より公式一覧で見ておくと安心です
創業支援と受講補助の違いを知る
独立や開業を見据えているなら、豊中市の創業支援も見ておく価値があります。
豊中市には特定創業支援等事業という制度があり、事前に相談を受けて修了すると開業時の手続きで優遇が受けられます。ただこれは事業を始めるための支援で、スクールの受講費そのものを補助するものではありません。
受講費の補助と創業の支援は、目的も窓口も別なんですよね。
対象講座で外れやすいケースがある
よく迷うのが、資格取得を目的にしていない講座は対象から外れやすいという点です。
美容や技術の習得だけを目的にした講座、通信のみで完結する短期講座、開講から間もない講座は、指定基準を満たしていない場合があります。受講前の説明会で対象になると案内されても、申請時点の指定状況が変わっていることもあります。
申し込む直前にもう一度確認する癖をつけておくと安心です。
どこで公式情報を確認するか決める
公式情報の確認先は、制度の種類によって窓口が分かれています。
- 教育訓練給付は最寄りのハローワーク
- 豊中市の給付金はこども未来部子育て給付課
- 創業支援はとよなか起業チャレンジセンター
気になる講座名と実施団体名をメモしておきます
厚生労働省の教育訓練給付制度検索システムで指定講座かどうかを確認します
対象外だった場合は豊中市やハローワークの窓口に相談してみます
電話で事前相談が必要な制度もあるので、窓口に行く前に一度電話で確認しておくと二度手間になりません。
よくある勘違いに注意しておく
見落としやすいのが、豊中市在住であれば何らかの補助が自動的に受けられると思い込んでしまうことです。
実際は、ひとり親家庭向けなど対象者が絞られた制度が多く、誰でも使える受講費補助というものは今のところ見当たりません。ここで一度止まって、自分が対象者の条件に当てはまるかどうかを先に確認しておくほうが遠回りになりません。
わたしも最初は制度の名前だけで判断していて、対象条件を後から知って驚いたことがありました。
最後にわたしから伝えたいこと
今日か今週末に時間が取れそうなら、まず自分が対象になりそうな制度を一つだけ選んで、窓口の電話番号をメモしておくと動きやすいです。
こうして自分の条件から先に絞っておくと、案内文に振り回されずに済むと感じています。制度は複雑に見えますが、窓口へ聞くところまで進めば、あとは案外シンプルなんですよね。
受講費のことで不安を抱えたままにせず、今週末にでも一本電話を入れてみてくださいね。













