豊中市でエアコンの助成金や補助金を探しているとき、「市内なら使える制度があるはず」と思い込むと、思わぬ空振りになることがあります。
地域情報メディア『とよなかプラス』のエリア担当ライター、よしひとです。仕事柄、豊中市内をよく回っているので、補助金の話題は耳に入りやすいほうだと思います。ただ今回の制度は、制度ごとに対象がはっきり違うので、一緒くたに案内するのは少し危ないと感じていました。
この記事では、2026年時点で公式情報から確認できる制度を、一般家庭向け・空港周辺の対象住宅向け・事業者向けの三つに整理します。スマートハウス支援補助金との関係も補足します。
まず制度が三つに分かれることを知っておく
「豊中市 エアコン 助成金」と検索すると、複数の制度が混在して出てきます。ところが対象者が違えば、住んでいる場所が違えば、そもそも申請窓口すら変わります。
公式情報で確認できる範囲では、住宅向けは空港周辺の一部区域に限られた制度、事業者向けは大阪府の補助金、スマートハウス支援補助金はエアコン本体とは別軸の制度です。まずこの三つを区別しておくと、自分に当てはまるかどうかの判断がしやすくなります。
豊中市全域で使える家庭向けエアコン補助はあるのか
豊中市の公式サイトに掲載されている補助・助成金一覧を確認した範囲では、豊中市全域の一般家庭を対象にしたエアコン購入・取付補助は、2026年6月時点では確認できません。
スマートハウス支援補助金は太陽光発電設備や断熱リフォームなどを対象とした制度で、エアコン本体の購入費は補助対象に含まれていません。「スマートハウス補助でエアコンも入るのでは」という問い合わせが来そうなテーマですが、公式ページの対象設備一覧にエアコンは記載されていません。
スマートハウス支援補助金の対象設備と受付期間
豊中市スマートハウス支援補助金の2026年度受付期間は、2026年5月7日から2027年3月1日までです(豊中市公式ページ、2026年5月19日更新時点)。
豊中市公式ホームページ(豊中市スマートハウス支援補助金のご案内)
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/hojo_joseikin/kankyo_hojyo_jyosei/smarthouse.html
- 補助対象設備(確認できたもの)
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太陽光発電設備、家庭用燃料電池システム(エネファーム)、断熱リフォーム、蓄電システム、ZEH(ゼロエネルギーハウス)。エアコン本体は対象に含まれていません。
- 窓口・問合せ
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豊中市環境部ゼロカーボンシティ推進課、または豊中市総合コールセンター。最新の受付状況は豊中市公式サイトで確認が必要です。
空港周辺の一部住宅に使えるエアコン更新助成
豊中市内で対象地域が限定される制度として、航空機騒音対策区域内の住宅向け空気調和機器更新工事助成があります。これは関西エアポート株式会社・大阪府・豊中市が共同で費用の一部を助成する仕組みです。
- 対象住宅の条件
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昭和57年3月30日以前に建てられた住宅であること。航空機騒音対策区域内にあること。防音工事または更新工事で設置されたエアコンであること。完了検査日から10年以上経過し機能が低下していること。
- 2026年度の申込受付期間
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2026年4月1日から2026年10月30日まで(関西エアポート株式会社必着)。工事後に申し込んだ場合は対象外となります。
- 問合せ先
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関西エアポート株式会社 防音工事担当(電話06-4865-9620)または豊中市都市活力部空港課(電話06-6858-2111)。
対象区域には、庄内東町・庄内西町・豊南町・利倉・原田・服部寿町などの一部地域が含まれます。ご自宅が対象区域かどうかは、豊中市公式サイトにある「航空機騒音対策区域(第1種区域)早見図」か、空港課への問い合わせで確認
費用負担の割合は取替の回数で変わる
空気調和機器更新工事助成は、取替が何回目かによって住民の自己負担が変わります。豊中市公式ページに掲載されている負担割合の目安は次の通りです。
| 更新回数 | 関西エアポート負担 | 豊中市負担 | 住民負担 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 70%(大阪府含む) | 30% | 0% |
| 2回目 | 65%(大阪府含む) | 17.5% | 17.5% |
| 3・4回目 | 50% | 20% | 30% |
工事前に申し込む必要があり、工事後の申込は助成対象外です。この点は特に注意が必要です。関西エアポート株式会社の審査で対象外と判定される場合もあるため、対象区域かどうかを含め、事前に窓口へ確認しておくほうが安心です。
店舗や事業所の空調更新には大阪府の補助金
豊中市内に事業所をもつ中小事業者には、大阪府の「令和8年度中小事業者高効率空調機導入支援事業補助金」が選択肢になります。大阪府公式サイト(2026年3月10日報道発表)で確認できた内容は次の通りです。
- 補助率:対象経費の2分の1以内
- 上限額:500万円(下限20万円)
- 対象:大阪府内の工場・事業場で既存空調機を高効率空調機に更新する中小事業者(個人事業主含む)
- 要件:大阪府の「脱炭素経営宣言」への登録が必須
- 申請期間:2026年4月13日から2026年6月30日まで(郵送、先着順)
- 問合せ:おおさかスマートエネルギーセンター(06-6210-9254)
先着順のうえ、予算額に達した時点で受付終了となります。申請期間内でも状況が変わる可能性があるため、最新情報は大阪府公式サイトで確認が必要です。一般家庭向けの制度ではないので、その点も改めて確認しておくと安心です。
高齢者や非課税世帯向けの助成は現時点で未確認
「高齢者や生活保護世帯向けに、夏の熱中症対策でエアコン購入助成があるのでは」という疑問はよく聞きます。豊中市の公式情報を確認した範囲では、2026年6月時点でそのような制度が一般家庭向けに実施されているかは、まだ確認できていません。
福祉関連の助成は担当部署が異なる場合があり、環境部とは別に福祉部門で案内が行われる制度も存在しえます。気になる場合は、豊中市総合コールセンターへ直接問い合わせるのが確実です。
どの制度も受付期間や予算額の制限があります。気になったタイミングで最新情報を確認しておくと無理がありません。問い合わせ先は制度ごとに異なるため、内容に応じて連絡先を分けるとスムーズです。
- 豊中市公式サイト「環境政策に関する補助・助成金一覧」:スマートハウス支援補助金・断熱リフォームの対象製品を確認できます
豊中市公式ホームページ(豊中市スマートハウス支援補助金のご案内)
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/hojo_joseikin/kankyo_hojyo_jyosei/smarthouse.html - 豊中市公式サイト「航空機騒音対策区域内の住宅における空気調和機器更新工事助成」:対象区域の早見図・申込書のダウンロード・受付期間を確認できます
豊中市公式ホームページ(航空機騒音対策区域内の住宅における空気調和機器更新工事助成の申込み)
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/kukou/shuhentaisaku/kuucyokousinnhojyoh.html - 大阪府「令和8年度中小事業者高効率空調機導入支援事業補助金」:事業者向け。おおさかスマートエネルギーセンター(06-6210-9254)が問合せ窓口です
- 豊中市総合コールセンター:高齢者・低所得世帯向け制度の有無など、担当部署への振り分けを相談できます
yoshihito工事の前に申し込みが必要な制度もあるので、動くなら早めに確認しておくのが安心です
自分が使えるかを確かめる前に見ておきたいこと
空港周辺の助成は対象区域と建物の築年・工事履歴、事業者向け補助は中小事業者かどうかと脱炭素経営宣言の登録が前提です。まずどの制度に当たるかを絞り込みます。
一般家庭向けと事業者向けでは制度がまったく異なります。店舗・工場・事業所への設置であれば大阪府の補助金が候補になります。
豊中市公式サイトの「航空機騒音対策区域(第1種区域)早見図」で住所が空港周辺の対象区域に入るか確認することができます。対象区域に含まれる場合は、更新工事助成の要件も合わせて空港課に問い合わせると確認しやすいです。
受付期間・予算到達の状況は変わります。豊中市公式サイトの補助・助成金一覧、大阪府の補助金ページを直接確認するのが確実です。
豊中市公式サイトの「環境政策に関する補助・助成金」ページは、年度が変わるたびに内容が更新されます。この記事の確認日は2026年6月17日ですが、制度の変更や予算の到達により最新状況が変わる可能性があります。
空港周辺の助成は空港課か関西エアポート、スマートハウス補助はゼロカーボンシティ推進課、事業者向けはおおさかスマートエネルギーセンターが窓口です。
豊中市公式ホームページ(空港課)
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/joho/kakubu/toshikatsu/kuukou.html
豊中市公式ホームページ(ゼロカーボンシティ推進課)
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/joho/kakubu/kankyo/zerobon.html
大阪府公式ホームページ(おおさかスマートエネルギーセンター)
https://www.pref.osaka.lg.jp/o120020/eneseisaku/sec/index.html
今日から動きやすい確認のしかた
まずは豊中市公式サイトの「補助・助成金一覧(環境政策)」ページを開いて、対象設備の列をひととおり見てみると動きやすいですよ。空港周辺にお住まいの方なら、空港課のページで対象区域の早見図も確認できます。
わたし自身も、補助金の話を聞くたびに「市全体で使えるのかどうか」をまず確かめるようにしています。制度によって窓口もバラバラなので、一か所に電話して全部聞けるとは限らないのが正直なところです。
記事内の情報は2026年6月時点の公式情報をもとにしています。受付状況や制度内容は変わることがあります。気になる制度があれば、まず公式サイトか窓口に一本確認してみてください。
お問い合わせ:豊中市環境部ゼロカーボンシティ推進課
電話:06-6858-2128(豊中市役所第一庁舎5階)
受付状況は予算の消化によって随時変わるため、申請前に豊中市の公式ページで最新情報を確認することをお勧めします。
豊中市 住宅省エネリフォーム補助金一覧(2026年度)
以下に、2026年6月時点の公式情報をもとに整理した一覧を示します。
豊中市が住宅の省エネリフォームに関して設けている主な制度は、スマートハウス支援補助金に集約されています 。外壁塗装など一般的なリフォームへの直接補助はなく、対象は省エネ設備・断熱改修に限られます 。
スマートハウス支援補助金の対象設備と補助額
受付期間は2026年5月7日から2027年3月1日まで(予算額到達次第終了) 。
| 対象設備 | 補助額 | 上限 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 太陽光発電設備 | 2万円/kW | 6万円 | |
| 家庭用燃料電池(エネファーム) | 購入費の1/10 | 6万円 | |
| 断熱リフォーム | 建築材料費の1/3 | 6万円 | 予算額360万円 |
| 蓄電システム | 1万円/kWh | 6万円 | |
| ZEH | 20万円(定額) | 20万円 | 2026年5月14日に予算終了 |
ZEHは2026年5月14日時点で予算に達し受付終了しています 。
対象者の条件
自ら居住する(または居住予定の)豊中市内の住宅に、施工業者・販売店に委託して設備を設置する個人が対象です 。賃貸集合住宅の場合は、全戸の断熱リフォームを行う所有者も対象になります 。平成30年度以降に同一設備で補助を受けたことがある場合は申請できません 。
国の省エネ支援事業との関係
断熱リフォームについては、国の「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」に登録された製品を使用したものが対象です 。国の住宅省エネ2026キャンペーンとの原則併用も可能とされています 。
問い合わせ先
豊中市環境部ゼロカーボンシティ推進課
電話:06-6858-2128(豊中市役所第一庁舎5階)
受付状況は予算の消化によって随時変わるため、申請前に豊中市の公式ページで最新情報を確認することをお勧めします。
豊中市公式ホームページ(豊中市スマートハウス支援補助金のご案内)
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/hojo_joseikin/kankyo_hojyo_jyosei/smarthouse.html
豊中市公式ホームページ(航空機騒音対策区域内の住宅における空気調和機器更新工事助成の申込み)
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/kukou/shuhentaisaku/kuucyokousinnhojyoh.html













