揚げ物を作ったあと、フライパンや鍋に残った油を見て、これどう捨てたらいいんだろうと手が止まったことはありませんか。台所の片付けのたびに毎回迷うのも、実はよくある話です。
『とよなかプラス』のエリア担当ライター、よしひとです。わたしも普段の生活の中で、ごみの出し方は先に確認してから動くようにしています。
この記事では、豊中市で使い終わった食用油をどう捨てるか、少量と多めの場合の違い、そして実際に持ち込める回収拠点まで、順番に整理していきます。
家庭の食用油で確認したいこと
まず押さえておきたいのは、家庭から出る食用油と、飲食店など事業所から出る油は扱いが違うという点です。
豊中市の公式ページでも、家庭ごみとしての可燃ごみの出し方と、事業系の油の処理はきちんと分けて説明されています。営業で外回りをしていると、飲食店の裏口に業務用の油缶が置いてあるのをよく見かけますが、あれは家庭のルールとは別物なんですよね。
自分の家から出る油かどうかをまず確認する。ここが最初の一歩になります。
少量の油を処理する方法
フライパンに残った程度の少量なら、豊中市の公式ページでは紙などに吸い取らせて可燃ごみに出す方法が案内されています[1]。新聞紙やキッチンペーパーに染み込ませて、市指定のごみ袋に入れる流れです。
油はしっかり冷ましてから作業してください。熱いままだと紙が破れたり、袋が溶けたりする心配があります。
多めに残った油の扱い
年末の大掃除や来客のあとなど、揚げ油が鍋一杯分残ることもありますよね。そういうときは紙に吸わせるだけでは追いつかないので、別のやり方が必要になります。
量が多い場合は、凝固剤で固めるか、これから紹介する回収拠点へ持ち込むかのどちらかで考えるのが現実的です。うちも子どもが揚げ物をリクエストする日は油の量が多くなるので、この判断はよくすることなんです。
油を固める場合の手順
市販の油凝固剤を使えば、鍋の中で油を固めてから可燃ごみに出せます。手順自体はそれほど難しくありません。
火を止めた鍋の油を、触れる温度になるまで冷ましてください。
パッケージの分量に沿って凝固剤を油に加えてください。
固まった油をそのまま袋に入れて可燃ごみに出してください。
凝固剤の量は油の分量に合わせる必要があるので、パッケージの表示を先に見ておくと当日に慌てずに済みます。固まりきらなかった場合は、無理に袋へ入れずに追加で凝固剤を足す形で対応してください。
容器に入れて出す場合の注意
固めずに液体のまま処分したいときは、牛乳パックやペットボトルなど、しっかり蓋ができる容器に入れて可燃ごみに出す方法もあります。
ここで一度立ち止まりたいのが、容器の口をどこまで閉じるかという点です。緩んでいると収集の途中で漏れてしまう可能性があります。
新聞紙などを容器の中に詰めてから油を注ぐと、漏れにくくなって安心です。市指定のごみ袋の口がきちんと結べる状態にしておくことも忘れないでください。
実際に持ち込める回収拠点3選
豊中市では、家庭から出る使用済み食用油を拠点回収してSAF(持続可能な航空機燃料)などにリサイクルする取組みが進んでいます。実際に行ける場所を知っておくと、固める作業をしなくても処分できるので楽になります。
ここでは、公式に案内されている拠点の中から、日常の買い物や車の用事のついでに寄りやすい3か所を紹介します。
グルメシティ庄内店の回収ボックス
豊中市とJALの連携協定に基づく回収拠点のひとつが、庄内西町にあるグルメシティ庄内店です。庄内駅からも近く、日々の買い物のついでに立ち寄りやすい立地です。
- グルメシティ庄内店
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住所は豊中市庄内西町2丁目23番23号です。
営業時間は1階が7時から23時まで、2階が9時から23時までとなっています。回収は無料で、油は冷ましてから持ち込む形になります。電話は06-6336-4147です。
公式サイトの店舗情報はダイエー公式サイトで確認できます。買い物カゴを抱えたついでに寄れる距離感が、正直ありがたいなと感じています。
イオンフードスタイル豊中庄内店
同じ庄内エリアにあるイオンフードスタイル豊中庄内店にも、廃食油の回収ボックスが設置されています。
住所は豊中市庄内西町5丁目1番22号、営業時間は9時から23時までで年中無休です。電話は06-6334-8626になります。
グルメシティ庄内店とは徒歩圏内の距離なので、どちらか近いほうを選ぶ形で問題ありません。夕方の混み合う時間帯は駐車場が埋まりやすいので、その点だけ少し気にしておきたいところです。
店舗情報はイオンフードスタイル公式ページから確認できます。
トヨタモビリティ新大阪豊中店
車での用事のついでなら、トヨタモビリティ新大阪の豊中店も選択肢に入ります。植田油脂株式会社が案内している廃食油リサイクルスポットのひとつで、家庭の油を持ち込める拠点です。
住所は豊中市曽根東町2丁目9番16号です。営業時間や受付方法は来店前に店舗へ直接確認しておくと確実です。
回収された油はバイオディーゼル燃料にリサイクルされます。車の点検や用事で立ち寄るタイミングに合わせられるのが、この拠点の使いやすいところだと感じています。詳細は植田油脂公式サイトで確認できます。
回収対象にならない油の種類
意外と知られていないのですが、回収拠点で受け付けているのは常温で液体の植物性油に限られます。サラダ油やごま油、オリーブオイルなどが該当します。
- 常温で固形になる植物性油(マーガリンなど)
- 灯油やエンジンオイルなどの鉱物系油
- バターやラードなどの動物性油
- ドレッシングやラー油など混ざった油
こうした油は回収の対象外なので、凝固剤で固めるか、紙に吸わせて可燃ごみで出す方法に切り替えてください。回収拠点に持って行っても引き取ってもらえない可能性があります。
排水口へ流さないための注意
正直に言うと、少量だからと排水口に流したくなる気持ちは分かります。ただ油は排水管の内側で固まりやすく、詰まりの原因になってしまいます。
油は必ず紙に吸わせるか固めてから捨てるのが、豊中市で案内されている家庭の処分方法です。トイレに流すのも同じ理由で避けたほうがいい方法です。
yoshihito排水口はやめて、紙か凝固剤にしています
公式情報をどこで確認するか
回収拠点や受付時間は、店舗の都合や協定の見直しで変わることがあります。出かける前に市の公式ページで最新の情報を確認しておくと無駄足になりません。
可燃ごみの出し方については環境部家庭ごみ事業課、廃食油の拠点回収については環境部減量計画課が窓口になっています。電話で聞くと、当日の疑問がその場で解決しやすいです。
今日の一歩をどう決めるか
台所に残っている油の量を、今夜のうちに一度見てみてください。少量なら紙に吸わせるだけで済みますし、多めなら回収拠点まで足を延ばす時間もまだあります。
わたし自身、揚げ物の後片付けは面倒に感じることが多いのですが、庄内エリアの回収拠点を知ってからは処分先に迷わなくなったと感じています。
今週末、買い物や車の用事のついでにグルメシティ庄内店やイオンフードスタイル豊中庄内店へ寄れそうなら、それも選択肢のひとつです。無理のない範囲で試してみてくださいね。













