使い終わった電池が引き出しの奥にたまって、いつも同じところで手が止まる。乾電池ならまだいいけれど、充電式のものやボタン電池が混ざると、何ごみになるのか急に分からなくなりますよね。
地域情報メディア『とよなかプラス』のエリア担当ライター、よしひとです。ふだんは営業で市内をあちこち回っていて、家に帰るとその日たまった電池の袋を見ながら、また分別を考える一人です。
この記事では、豊中市の分別を軸に、電池の種類ごとの見分け方から出し方、実際に持ち込める場所まで順番に整理します。まず何を確認すればいいか、一つずつ見ていきます。
まず電池の種類を見分ける
見落としやすいのが、電池には何種類もあることです。乾電池、ボタン電池、充電式電池では見た目も出し方の考え方も違います。
乾電池は単三や単四など使い切りタイプ、ボタン電池は腕時計や電卓に入っている小さな円形のもの。充電式電池はスマートフォンやモバイルバッテリー、電動歯ブラシなどに入っている繰り返し使えるタイプです。
種類が分からないまま袋にまとめてしまうと、あとで確認するのが面倒になります。取り出す前に一度、どの電池がどれかを見ておくと、次の作業がスムーズになると感じています。
乾電池の出し方を確認する
豊中市では、乾電池は不燃ごみではなく「充電式電池内蔵の小型家電・電池類」の収集日にまとめて出す扱いになっています。わが家のごみカレンダーにある「小電」の日が目印です。
収集は2週間に1回で、空き缶・危険ごみと同じ日に回収されます。市指定のごみ袋に、乾電池だけをまとめて入れておく形になります。
ボタン電池の扱いに注意する
よく迷うのが、ボタン電池の出し方です。乾電池と同じ「小電」の日に一緒に出せますが、小さくて見失いやすいので注意が必要です。
時計や電卓から外したままポケットに入れておいて、そのまま忘れてしまったことがあります。小さいものほど、先に取り出しておくほうが後で焦らなくて済むと感じています。
市の収集を待たずに処分したい場合は、後で紹介する拠点回収ボックスも使えます。持ち込み先の候補を知っておくと、選択肢が増えて安心です。
充電式電池は分けて考える
先に確認しておきたいのは、充電式電池は乾電池と同じ扱いに見えて、実は発火のリスクが高い点です。リチウムイオン電池などが代表的なタイプになります。
豊中市では「小電」の日にまとめて出せますが、空き缶・危険ごみとは絶対に混ぜないルールになっています。混ざると処理施設内で発火事故につながる恐れがあるためです。
モバイルバッテリーや電動工具用の充電池も同じ扱いです。市内にある電池類回収ボックスでも受け付けているので、日を待たずに持ち込む方法もあります。
機器から外せない電池はどうするか
正直に言うと、スマートフォンや加熱式タバコのように、電池が内蔵されていて外せない製品も多いです。この場合は電池を取り出さず、製品ごと出す形になります。
一辺が30センチメートル未満の充電式電池内蔵の小型家電製品は、「小電」の日にそのまま市指定ごみ袋へ入れられます。個人情報が含まれる機器は、データを消去してから出すことが公式に案内されています。
端子を保護するときの注意点
電池を出す前に必ずやっておきたいのが、電極の絶縁です。プラス極とマイナス極をセロハンテープやビニールテープで覆ってから出す必要があります。
端子がむき出しのまま袋に入れると、他の電池や金属と接触して発熱することがあります。この一手間を惜しまないことが、安全に出すための土台になると思っています。
- 絶縁とは
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電極部分をテープで覆い、電気が流れない状態にすることです。
ライターと電池を同じ袋に入れないことも大切な確認ポイントです。ライターは使い切ってから、不燃ごみの日に別で出す扱いになっています。
膨張や液漏れがある場合の対応
意外と知られていないのですが、膨らんだり液が漏れたりした電池は、通常の電池と同じ扱いにできません。回収ボックスにも入れられない対象になっています。
以前、知人のモバイルバッテリーが膨張していたのを見たとき、普段の出し方では対応できないと知って驚いたことがあります。見た目がおかしいと感じたら、その場で判断せずに一度止まる方がいいんですよね。
破損や膨張、液漏れがある電池は、家庭ごみ事業課へ直接問い合わせるのが確実な進め方です。無理に袋へ入れず、まず連絡することを優先してください。
実際に持ち込める場所を知る
「小電」の日を待たずに処分したい場合は、実際に持ち込める場所を知っておくと動きやすくなります。ここでは、わたしが確認できた三つの窓口を紹介します。
どこも駅からの距離や営業時間が違うので、自分の生活圏に合う場所を選ぶのが無理のない進め方だと思っています。
- 豊中市環境事業所(走井2丁目5番5号)
- 庄内コラボセンター「ショコラ」(庄内幸町4丁目29番1号)
- ケーズデンキなどJBRC協力店の店頭窓口
一つ目は豊中市環境事業所です。豊中市走井2丁目5番5号にあり、家庭ごみ事業課が窓口を兼ねているため、破損や膨張がある電池の相談もここで受けてもらえます。
正面玄関に電池類回収ボックスと水銀使用廃製品回収ボックスの両方が設置されています。料金はかからず、問い合わせは電話06-6843-3512、ファクス06-6857-2767です。公式サイトは豊中市「蛍光管、電池類等の拠点回収」ページで確認できます。
二つ目は庄内コラボセンター「ショコラ」です。庄内幸町4丁目29番1号にあり、東側出入口に小型家電と電池類の回収ボックスが置かれています。
公共施設のため利用は無料で、開館時間内であれば立ち寄れます。買い物や用事のついでに寄りやすい場所なので、自分ならこちらを先に候補にすると思います。開館時間や休館日は公式サイトで確認してください。公式サイトは豊中市「充電式電池内蔵の小型家電・電池類の分け方・出し方」ページです。
三つ目はケーズデンキなどの家電量販店です。JBRC(一般社団法人JBRC)の回収協力店として、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの小型充電式電池を無料で引き取っています。
大阪府内の店舗は10時から20時頃まで営業しているところが多いですが、店舗ごとの受付状況は変わることがあるため、行く前に店頭で確認しておくと安心です。破損や膨張がある電池は対象外になるので、その場合は環境事業所へ相談する流れになります。公式サイトはJBRC「協力店・協力自治体検索」ページです。
公式情報をどこで確認するか
ここだけの話、ごみの分別は制度が少しずつ更新されることがあります。豊中市の公式ページやごみカレンダーで、出す前に一度確認しておくのが安心です。
回収拠点の設置箇所や品目は年ごとに見直されることもあります。出かける前にもう一度公式ページを見る癖をつけておくと、無駄足にならずに済みます。
yoshihito電池の分別、意外と奥が深いんです
よくある失敗を避ける方法
わたしも最初はそうでした。乾電池と充電式電池を同じ感覚で扱ってしまい、絶縁を忘れたまま出したことがあります。
もう一つ多いのが、空き缶・危険ごみと電池類を同じ袋に入れてしまう失敗です。袋を分けるだけの手間ですが、これが発火事故を防ぐ大事な区切りになっています。
乾電池、ボタン電池、充電式電池を見分けます。
電極部分をテープで覆います。
収集日か回収ボックスかを選びます。
この順番で見ておくと、当日になって慌てることが少なくなります。自分ならこの三つを先に済ませてから袋に入れるようにしています。
最後にわたしからの一言
今日は難しいことをする必要はありません。まず引き出しの電池を一箇所に集めて、種類ごとに分けておくだけで十分です。
わたし自身、休日にまとめてテープを貼っておくと、収集日が来たときにすっと出せて気持ちが軽くなります。この小さな作業が、家の中の小さな不安を減らしてくれると感じています。
週末に少し時間を取って、電池の絶縁だけ済ませてみてくださいね。それだけで次の「小電」の日が、ずいぶん楽になると思いますよ。













