台風の知らせを見て、「うちの辺りは大丈夫かな~」と気になった方も多いと思います。
地域情報メディア『とよなかプラス』でエリアを担当している、よしひとです。
豊中市の浸水ハザードマップについて、見る順番に沿って書いていきます。
豊中市が公開している浸水の地図
市の公式ページには、浸水ハザードマップが載っています。大雨のとき、どこにどれくらいの浸水が想定されるかを示した地図です。
台風30号や前線で大雨のおそれがあると聞くと、まず見たくなる資料。ただ、今回の雨を予測したものではない点は、先に頭に置いておきたいところです。
いま公式で確認できていること
市の案内ページで確認できたのは、次の点です。内水氾濫と川の洪水、それぞれの想定区域図が公開されています。
- 内水氾濫の浸水想定区域図が公開されている
- 猪名川、神崎川、千里川などの洪水浸水想定区域図が公開されている
- 総合ハザードマップで、風水害への備えや避難施設を案内している
- 想定は、1000年に一度を上回る規模の雨を前提にしている
市の案内ページの更新日は2021年9月。最大規模の雨を想定して作り直された版です。新しい版が出ていないかは、市に問い合わせれば分かります。
今回の雨について分からないこと
豊中市の中で実際に浸水が出るのか、川の水位がどこまで上がるのかは、今の時点では分かりません。避難所の臨時開設も同じです。
- 実際の浸水
-
今回の雨で浸水が起きるかどうかは、雨の降り方しだいです。地図の色だけでは決まりません。
- 個別の住所
-
ご自宅の場所ごとの想定は、地図を開いて見る必要があります。
- 川の水位
-
最新の水位は、地図ではなく、気象庁や自治体の最新情報で見ます。
- 避難所の開設
-
臨時の開設については、市の発表を待つことになります。
地図は平時の備え、水位や避難情報は当日の情報で見ます。この二つを分けて考えると、気持ちが落ち着きます。
内水氾濫と川の洪水はどう違うか
内水氾濫は、短い時間に激しい雨が降り、下水や排水が追いつかずに街なかで水があふれること。川の水は関係なく起こります。
洪水は、川の水が堤防を越えたり、堤防が壊れたりして、まわりに水が広がること。こちらは川の近くほど気になる話です。
市の資料では、大阪空港周辺の工業地域を除く市内の住宅地が、内水の想定区域に指定されています。川が遠くても、内水の地図は見ておくと安心です。
豊中市内の川ごとの浸水想定図
川ごとに、洪水浸水想定区域図と浸水が続く時間の図が分かれています。お住まいに近い川を見当づけておくと動きやすいですよ。
| 川 | 公開されている図 |
|---|---|
| 猪名川 | 洪水浸水想定区域図と浸水継続時間の全域図 |
| 神崎川 | 洪水浸水想定区域図と浸水継続時間の全域図 |
| 千里川 | 洪水浸水想定区域図と浸水継続時間の全域図 |
| 天竺川と兎川 | 洪水浸水想定区域図と浸水継続時間の全域図 |
| 箕面川と高川 | 洪水浸水想定区域図と浸水継続時間の全域図 |
| 旧猪名川 | 洪水浸水想定区域図と浸水継続時間の全域図 |
洪水の図には、家屋倒壊のおそれがある区域も示されています。
自宅の場所を小学校区から探す
詳細図は、市内を23の小学校区に分けて載っています。まず自宅や職場がどの校区かを知るのが入口です。
わたしは仕事で北大阪を車で回るので、訪問先の校区もつい気になります。通る道が低い場所かどうかは、地図を見て初めて気づくことがあります。
yoshihito自宅の校区だけでも見ておくと安心です
市の小学校通学区域のページで、住所から校区を調べます。
浸水ハザードマップの詳細図から、該当する校区のPDFを開きます。
自宅と職場の場所に、どちらの色がかかっているかを見ます。
避難施設一覧で、近い施設と行き方を頭に入れます。
紙の冊子と地図サイトの使い分け
紙の冊子は、市役所第二庁舎3階の危機管理課、新千里出張所、庄内出張所で配布しています。
公開型の地図サイト「地図情報とよなか」では、浸水想定区域や指定緊急避難場所が見られます。
外で動くことの多いわたしは、スマホで開ける地図サイトのほうが使いやすいです。家では冊子を広げる、という分け方なら無理がありません。
大雨の前に家族で話しておくこと
市の資料には、避難行動の判定フローやマイ・タイムラインのページがあります。台風が近づくとき、いつ何をするかを家族で決めておくための資料です。
うちでも、子どもの通学路と避難施設の位置を、今夜話すつもりです。
警戒レベルの意味や避難時の心得も、同じ冊子に載っています。地下空間の危険性の説明もあります。
浸水の地図でよくある疑問に答える
地図に色がない場所は安全か、という疑問。市は、色のない場所でも局地的に浸水したり、深くなったりすることがあると注意しています。
避難場所はどこで調べられるか、という疑問。冊子の避難施設一覧と、地図サイトの指定緊急避難場所で調べられます。
相談先は、危機管理課の06-6858-2683。総合コールセンターは06-6858-5050です。
雨が強まる前に今日できる小さな一歩
今日の昼休みか夜に、スマホで市の浸水ハザードマップを開いてみてください。自宅の校区の詳細図だけでも見ておくと安心です。
わたしは、雨の前に通る道の高さを頭に浮かべるようにしています。地図を一枚開くと、気持ちが少し落ち着きます。
当日は気象庁と市の発表を見てください。みなさん、あわてず、できるところからで大丈夫ですよ。













